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日比谷公園・オブジェの旅
日比谷公園は緑も多いし、大きな花壇や噴水もあって、更に過剰なくらいベンチが設置されているので、天気の良いお昼休みなどに、お弁当を食べるには最適な空間です。
しかし、そうした癒し空間とは全く別の面があるのです。それは、公園にあるオブジェを見ていく事で明らかになっていきます。
それでは、早速、日比谷公園・オブジェの旅に出発いたしましょう。

先ずは、廃虚っぽくなってしまった水飲み場
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嘘つきがうっかり指を突っ込むと抜けなくなりそうです。
そして、水飲み場と言えば、こんなものも。
馬の水飲み
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ちゃんと解説板もあり、そこそこ貴重なものっぽいのに、風雨に思う存分さらされてる感が・・。
そして、これとは別に、もう1つ保存状態の良いものもありました。
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てっぺんの部分が、ウーパールーパーみたいで、かわいいです。
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さて、このへんは、もともと公園にあった物ですが、注目すべきは、公園完成後にポツリポツリと設置されていったであろうオブジェたちです。

京橋の欄干柱
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古いものには違いないですが、何故これだけ残ったのか?

恐いキリンの像
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ドラッグを超越したジャック・ハンマーを彷彿とさせます。

オオカミの乳を吸う双子の赤ん坊
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ちゃんと解説もあるのですが、それが何故日比谷公園にあるのかが不明です。

謎の古代文字
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これも解説がありますが、何が書いてあるのかは、一切分かりません。そして、これも何故日比谷公園あるのかが不明です。

どうでしょう?そろそろ気付かれた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
私の推測は「もしかして、貰っちゃたけど、どこに置いたらいいのか分かんないものを、とりあえず置いちゃったんじゃないのか、日比谷公園広いし」です。
この推測を、更に強固にする物件をお見せしましょう。

ヤップ島の石貨
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大正時代の1000円と言えば、けっこうなお値段だと思うのですが、特に台にのせるわけでもなく、無造作に置かれているのが、とりあえず感をかもしだしていると思います。

そして、この石
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南極の石です。
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地球の南の果てから、わざわざ運んできたのに、歩道脇にゴロリと置かれている、このやる気の無さ。

日比谷公園は、行き場の無いオブジェ最後の安住の地なのでしょう。

そして最後に余談ですが、そんな日比谷公園は当然公共の場なので、してはいけない事があります。
最初に紹介した廃虚っぽいものとは別に、ちゃんとした水飲み場はもちろんあります。
そこに、長い注意書きが。
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みんなも、ギンナンは家で処理しましょう。わたしもそうします。

デイリーポータルZ
by shijima-i | 2009-06-16 00:04 | 大ネタ
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