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宗谷よりー南極猫とグニャグニャとー
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君は南極猫を知っているか?

先日、国際GIFアニメアワードというイベントに参加するために、ひさしぶりにゆりかもめに乗った。その道すがら、現在閉鎖中の船の科学館に、「南極観測船宗谷公開中」という横断幕が掛けられているのが目に入った。
まだ、イベントには時間があったので、思いつきで降りてみた。
テレビドラマ「南極大陸」も昨年末で終了、一時のにぎわいも一段落しているだろう。
ひとごみとか嫌いなので、混んでいる所は極力避けるようにしているが、今の宗谷ならゆっくり見学できそうだ。正直、この話は今回のドラマも過去の映画も観ていない。知識と言えば「犬置いてきたけど、二匹生きてた」くらいのものだ。逆に言えば、こうした事に特別興味がないような人間でも、うっすら知っているくらい有名な話とも言える。
有名なものには、それなりのワケがあるはずだ。食わず嫌いはよくないので行ってみようではないか。脳内に「荒野より」を鳴り響かせながら。
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宗谷は思ったよりずっと小さい船だ。

結論から言えば、宗谷は面白かった。
ただ、どのくらい面白かったのかは、なかなか伝えにくいので、今回はPMカウンターで表示したいと思う。
PMカウンターとは、もちろんPMを測るメガネっぽい装置である。PMとはもちろん、通称「パソ萌え」、正式にはパーソナル・萌え(個人的に萌える)の事だ。
と、言われても、分かりにくいだろう。だって、さっき私が考えた事だから。
まあ、見ていただければ分かるので、とりあえず宗谷見学を始めよう。

例えば、宗谷の中に「南極の氷」が保存されているのなんて知らなかった。
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これを、PMカウンターで見ると、
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1000ポイントである。
これを基準に他のものが、どのくらい個人的にツボだったのか適宜数値で示してみたい。
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寒い所に行くのに、アイスクリームフリーザーというのも、南極以前に赤道を越える事を考えれば、不思議ではないけど、ちょっと虚を突かれた。
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フリーザー、おめえの力は、そんなもんか?

これは、たぶんあるんだろうと思っていた犬たち。
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でも、エサがわざわざ「複製」と説明されて置いてあるとは思わなかった。
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そして、最初の一体を見た時ギョッとしたマネキンの数々。
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完全装備の機関長
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他にも様々なマネキンたちが…(PMポイントはほぼ同じなので省略)
物思いにふける機関長
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くつろぐ二人
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ヒゲがダンディ
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調理場はどこでも暑いのだろうか?
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しかし、マネキンの中にもポイントが高いものが。
微妙にメガネがずれてるっぽいお医者さん
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そして、問題の第四准士官室
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これを見た時には、ちょっとした冗談でネコのぬいぐるみも置いてみました的な事かと思って、あまり気にしないで帰ってきた。
しかし、ああいう真面目な施設で、そんな事をするだろうか?と考え直して調べた所、これは全く冗談などではなかったと判明した。
宗谷には、ちゃんとネコが乗っていたのだ。
しかも昭和基地で越冬もしていたそうである。
ネコの名前は「タケシ」、雄の三毛猫である。
動物好きなら常識だが、三毛猫はほとんどが雌で、雄は3万匹に1匹しか産まれない。
その希少さから、特別な存在となり、雄の三毛猫を乗せた船は海難から守られると言われているのだ。
宗谷も、タケシをお守りとして南極に連れていったのだそうである。そして南極で越冬後、犬たちは置き去りにされたが、タケシは隊員の懐の抱かれて無事日本に帰ってきた。
そして帰って来た当日、預かっていた隊員のもとから、こつ然と姿を消したのだそうである。いかにもネコらしいエピソードと言えるだろう。
ちなみに、Amazonで検索すると、タロ・ジロの本は山ほどあるが、南極猫タケシの本は、こねこのタケシ—南極大ぼうけんしか見つからなかった。
また、絵本のタイトルでは子猫となっているが、実際のタケシは成猫で、奇跡の船「宗谷」という本にはタケシの写真も載っていて、なかなか良い面構えの猫だった。
この南極猫の存在を知れただけでも、宗谷を見に行った甲斐があったというものだ。
ちなみに、宗谷には犬、猫以外に、二羽のカナリアも乗っていたそうである。カナリア好きの人は調べると良いと思う。
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出た!10万ポイント!!

さらに、個人的な好みで言えば、宗谷は超フォトジェニックだった。
先ず、備品がかっこいい。
卓上ランプ。
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他の備品や金具類なども、PNポイントは、ほぼ同じなので省略するが、どれも好きだ。
冷凍庫のドア。厚みが良い。
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給水機。このフォルムが嫌いな人などこの世にいるのだろうか?
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斧。真っ赤に塗られているところがPNポイントである。
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ドアノブと鍵穴。楕円の美である。
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通路にあったフック。何か掛けたい。
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機械の塊。この前で呆然と立ち尽くしたい。
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機械と言えば、巨大なものもドキドキする。
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ただ、小物ほどはPNポイントは高くない。
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以下も同ポイントの巨大物件。
8気筒のエンジンのうちの4気筒。
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太い!
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でかい!
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巻き上げたい!
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そして、実はもっともPNポイントが高かったものは「グニャグニャ」である。
通路天井のグニャグニャ。
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あああ、すごくグニャグニャしている!!
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出た!驚異の1000万ポイント!!
引き続き1000万ポイント級のグニャグニャをご堪能下さい。
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中でも、最も気に入ったグニャグニャはこれだ!
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気になるPNポイントは?
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1000万1ポイント。
この1ポイントの差は、末端に蛇口が付いているからだ。

いかがだろう?宗谷を楽しんでいただけただろうか?
最後なので、PNポイントから離れた画像と動画も1点づつ。
先ず、船の中でも最も人気が高いと思われる操舵室の動画。
この動画でお分かりの通り、見学者は少なかった。少ないから、誰にも迷惑かけずに人気スポットのこんな動画も撮れてしまった。

そして画像。
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我独り、宗谷の甲板に立てり


なお、入場は無料ですが、維持管理のための寄付は求められるので、100円くらいは寄付しましょう。
こんなカードも貰える。
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新しい絵本を電子出版致しました。
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by shijima-i | 2012-02-28 18:46 | 大ネタ | Comments(0)
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