<< タレッサーパンダ 仏教がDAIGOをリスペクト >>
帝釈天でバードウォッチング
d0138170_2139121.jpg

家から歩いていける距離に、寅さんで有名な柴又帝釈天があります。普通、柴又帝釈天と言ってパッと思いつくのは、寅さんとか、柴又繋がりでこち亀の両さんとか、近くにある矢切の渡しとかでしょうか。(本筋と関係無いんですけど、二十歳の姪っ子が細川たかしの矢切の渡しを全く知らなかったのには、少なからずショックを受けました。でも調べたら1983年発売なので、姪っ子が産まれる7年も前でした。じゃあしょうがないですよね、でも、私には矢切の渡しなんて「ついこの間」なんですよねぇ……。)
ま、矢切の渡しの話はいいとして、柴又帝釈天なんですが、私にとっては木彫のすごいお寺って印象が強いです。実際、境内には彫刻ギャラリー(入館料400円)もあるくらいですから。もちろん、ギャラリーに入らなくてもたくさんの木彫が見られます。
d0138170_21394011.jpg

この参道正面にある二天門だけでこんな唐獅子の彫刻が28体もあります。
d0138170_214082.jpg

いや、唐獅子と言うだけなら、もっとあるんですが、写真のように柱から飛び出しているタイプのものだけで28体です。ちょっと帝釈天の木彫のすごさが分かっていただけたでしょうか?
他にも本当に色んな彫刻があって、何度も見ているうちに気づいたのは、「唐獅子」「猿」「鳥」が特に多いと言うことです。唐獅子は、まあお寺の彫刻の定番みたいなものですし、猿は、ここが一時荒廃して、その後復興しようとした時にご本尊が本堂の梁の上で発見されたのが庚申(かのえさる)の日だったので多いようです。しかし、鳥に関しては帝釈天のサイトを見ても、葛飾区の図書館で調べても、売店の人に聞いても、はっきりした事は分かりませんでした。分かりませんでしたが、多いのは事実。
と言うことで、帝釈天でバードウォッチングをしてみたいと思います。とは言うものの、実はあまり鳥に詳しくないもので、鳥の種類が正確に分からないものもあります。一応、鳥の図鑑と見比べて特定しましたが、間違ってるかも知れません。もし間違っていて、正解を知ってるよと言う方がおられましたら、教えていただければ幸いです。
では、バードウォッチングらしく、とにかく発見した順に見ていきたいと思います。
d0138170_2140437.jpg

いきなり分かりません…。小鳥ではない、かと言って猛禽類でもない。分かりにくいけど、なんか尾が長いみたい。じゃ、「オナガ」。最初カッコウかなとも思いましたが、尾が長いしね。と、今後もこんな感じで鳥を特定していきます。



d0138170_21414348.jpg

こ、これは…。こんな頭の逆立った鳥、日本にいます?鳳凰かな?猛禽類っぽいですが。分かんないけど、実際にいそうもないし、鳳凰かな〜と半ば決定しそうになったのですが、鳳凰にしては尾羽が短過ぎる(手塚治虫の火の鳥参照)ようなので、気をとりなおして図鑑の猛禽類を見てみると、いました逆立ってる猛禽類。「クマタカ」です。日本の猛禽類でこれだけ逆立ってるのはクマタカしかいません(って言うか図鑑に載ってません)。普段はこんなに逆立ってないですが、いざって時はこのくらい逆立つんでしょう、多分。
d0138170_2142869.jpg

またまた、よく分かりません。小鳥は小鳥ですよね。スズメ?茶色いし…って木彫ですから!色が無いので、なかなか特定が困難だと今頃気がつきましたが、もう遅いですよね。ええと、背景にある木が松みたいですね。つまり松林で見かける小鳥を探せばいいわけです。で、図鑑をひっくり返した結果、この鳥は「ビンズイ」です。たぶん間違ってますが、図鑑で松林と関連がある記述のある小鳥がビンズイしか見つからなかったので、ビンズイです。って言うか、ビンズイなんて鳥がいること、初めて知りました。
d0138170_21422792.jpg

お、初めての水鳥です。これはカモですよね。マガモかカルガモか何ガモか分かんないですけど、もう「カモ」ってことで。
d0138170_21424431.jpg

これは「雁(ガンまたはカリ)」ですね。花札の絵柄にそっくりですから。図鑑見ると、迷っちゃうかもなので、ここは最初の印象を大事にするって意味でも(よく分かんないですが)雁で決定します。
d0138170_2143858.jpg

うわっ、出た!分かんないやつ。これは何ですかねえ?とまってる木は紅葉とか楓みたいですが、花札で紅葉には鹿しかいませんしねぇ。今回は図鑑を見ても楓や紅葉と関連がある鳥が発見できませんでした。小鳥よりちょっと大きめ?猛禽類じゃないですね。クチバシが大きい気がします。図鑑をあちこちめくってたら、なんかクチバシの感じが似た鳥発見!「カケス」。うん、カケス、カケス。そう思うと、どんどんカケスに見えてきました。もうカケスしかないです。カケスです。(多分違う)
d0138170_21433121.jpg

これは「オシドリ」ですね。オシドリ夫婦です。
d0138170_21434910.jpg

「クジャク」です。いいぞ、分かりやすいの2連発。
d0138170_2144782.jpg

これは…。泳いでるから水鳥には違いないですが、クチバシがカモとは違う感じです。ちょっと首も長いし。「ウ」かな?特に一番左のやつのクチバシがウっぽいし。じゃ「ウ」でお願いします。お願いされても困るでしょうけど。
d0138170_21443142.jpg

なんじゃこりゃ〜?ついに鳳凰か?尾も長いし。でも鳳凰って、もう少し尾が長いんじゃないでしょうか?(再び手塚治虫の火の鳥参照)。とすると、このくらいの尾の長さで大きめの鳥と言えば、キジ?うん、キジかな。「キジんなかでも大きい雄のキジ」。
d0138170_21445313.jpg

「ツル」イヤッホォ〜!分かりやすいよツル。ありがとうツル。ちなみにツルって日本の北と南にしか来ないって、今回図鑑で知りました。
d0138170_21451387.jpg

「ニワトリ」再びイヤッホォ〜!分かりやすいよニワトリ。ありがとうニワトリ。普通、バードウォッチングでニワトリとか見ないですけどね。
d0138170_21453684.jpg

これはハト?アジサイは関係無いけど、右の方のクチバシの根元がハトっぽいですよね。じゃ、「ハト」
d0138170_21455472.jpg

これは「チドリ」ですよね。日本画でも波間にチドリって、お約束だったはずです。梅に鶯、波には千鳥。
d0138170_21461734.jpg

これはサギですね。アオサギがコサギ。後ろの菖蒲と大きさを比較すれば、「コサギ」でしょう。
d0138170_2146409.jpg

小鳥だぁ。小鳥は色が分からないから特定しにくいですねぇ。背景がボタンの花みたいですね。花札なら蝶なんですが。(何回も花札ならばっかり言ってるのは、ネットゲームのこいこいに結構はまってるからです。ご了承ください。)う〜〜〜ん。花の蜜を吸う小鳥ってこと?蜜を吸う鳥としてはヒヨドリなんかが有名らしいですが、ヒヨドリはもっと尾羽が長いです。それに、なんかもっと小さい感じです。小鳥で蜜を吸うといえばメジロですかね。うん、いいんじゃない「メジロ」。ね、いいじゃないですかメジロで。(誰に言っているのか)
d0138170_2147471.jpg

これは猛禽類ですね。猛禽類は色より形で見分けがつきやすいですね。これを書きながら、だんだん分かりやすい猛禽類が好きになり、分かりにくい小鳥が嫌いになっていく自分がいます。まあ、これはタカですね。松に鷹もお約束ですから。前に出たクマタカみたいに逆立ってませんから、「オオタカ」でいいんじゃないでしょうか。猛禽類LOVE。
d0138170_21473154.jpg

やった!猛禽類。耳っぽい羽根があるから、フクロウじゃなくミミズクですね。図鑑で見ると「オオコノハズク」が一番近いです。
d0138170_21475842.jpg

これは鳳凰でいいんじゃないでしょうか。長い尾羽が2本すーっと伸びてる絵とか見た事ありますし。

いかがでしたでしょうか、帝釈天でバードウォッチング。とりあえず今回ウォッチできた鳥は19種類でしたが、今回見落としたものもあるでしょうし、同じ鳥の別の彫刻もあります。本当のバードウォッチングスタイルで、双眼鏡と鳥図鑑を持って行ってみても楽しいと思います。実際、双眼鏡で見ないとはっきり見えない彫刻もたくさんありますし。
少人数のグループに一人だけ鳥に詳しい人に来てもらい、図鑑片手に鳥の名前当てクイズみたいなタモリ倶楽部っぽい遊びもできそうです。
また、鳥以外にも、ほ乳類、は虫類、架空の生き物、植物なども豊富ですので、テーマを絞って鑑賞するのも楽しいと思います。
もちろん、公共の場ですし、観光スポットであると同時に宗教施設でもありますから、節度を持って楽しんでいただきたいと思います。
d0138170_21481679.jpg

生身の鳥はハトだけでした。

参考資料
野鳥の図鑑(福音館書店) 
色と大きさでわかる野鳥観察図鑑(成美堂出版)

デイリーポータルZ
[PR]
by shijima-i | 2010-08-31 21:52 | 大ネタ | Comments(0)
<< タレッサーパンダ 仏教がDAIGOをリスペクト >>